「国の補助で1日350円分だけ食べていた」I.O.I出身のセジョンの壮絶な学生時代、そして彼女の生き様とは…[動画あり]

I.O.I gugudan セジョン NEWS
I.O.I gugudan セジョン

K-POPガールズグループI.O.Iの再結成につき、I.O.Iのメンバー達が再度注目を集めている。

I.O.Iとは、2016年に韓国で放送された、アイドルオーディション番組「PRODUCE101シーズン1」でトップに輝いた11人のメンバーで、結成されたガールズグループだ。

その11人のメンバーの中で貧困生活をしていたメンバーがいる。

そのメンバーとは、最終ランキング2位で合格した、笑顔がチャームポイントのセジョンだ。セジョンは、幼い頃に国の補助を受けるほど貧しかったという。

彼女の笑顔の裏には、どのような過去があるのだろうか。

YouTubeより

セジョンは、家がなく親戚の家を転々としていたこともあるほど貧しい生活をしていた。

学生時代には、国が支援する欠食児童へ食事が支給されるカードを使い、食事をしていた。そのカードで使える金額は、なんと1日でたったの350円だ。

学校の給食がない夏休みには、このカードで安いジャージャー麺を食べていたという。

セジョンは、2010年に「パスタ」というドラマが流行していたため、パスタがとても食べたかった時期があった。

NAVER より

「パスタ」は視聴率21%越えの超大ヒットドラマだ。「ボンゴレパスタ1つ」というセリフが流行語になり、韓国人男性お決まりの「ものまね」となった。BTSのジョングクやVなどのトップアイドルも番組で真似ている。

当時のセジョンは、お金がなくパスタを食べられなかったため、「いつかお金を稼いだら、全種類買って食べようね!」と母親に約束したのだとか。

なんとも、ウルっとくるエピソードだ。

時が経ち、セジョンは高校2年生になった。手紙大会(夢などを語る大会)に出場すると、貧困生活についてのスピーチで、みごと一位に輝く。

「貧しいのは恥ずかしいことではない。巻き返せることだ。貧しいからこそ、他の人よりも得られることも多い」

セジョンは、つらい貧困生活を通し、節約の大切さや、様々なことを学んだという。

「私は世間知らずな言動もしないし、考え方も少し大人びていると思う。だから貧しいことに感謝しています」

セジョンはその言葉通り、誰にでも優しく女性の憧れる強い女性になった。

▼花道

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「全て置いていいの、もう大丈夫」「私の手を握って、花道だけ歩かせてあげるから」

セジョンのソロ曲「花道」は母親を考えながら書いた手紙を元にした楽曲だ。この曲は老若男女問わず共感をよび、2016年11月、音楽番組「SHOW CHAMPION」にて1位に輝いた。

2017年3月セジョンは、ユーチューブチャンネルdingoの「お疲れ様、今日も」に出演。「お疲れ様、今日も」は、芸能人がファンに突如会いに行くというサプライズ企画だ。

セジョンが出会ったファンA氏は、産まれたときから両親がいないと告白。産まれてから父親がいないセジョンは、A氏との共通点が多く共感した。

「兄弟いる?とか家族のことを聞かれて話すときの空気が嫌だった」(セジョン)

「分かる。それが一番嫌よね」(A氏)

「みんな私の話を聞いて聞いてゴメンって謝るのよ。普段元気に過ごしていても、周りが家族の話になると気を遣うから、それが逆に嫌だったみたい」(セジョン)

今では芸能界でキラキラと輝くセジョンだが、並々ならぬ過去があったようだ。彼女の背景を知ると、一層応援したくなる。

I.O.Iの活動再開で、セジョンはいったいどのような姿を見せてくれるのだろうか。ファンの期待は高まっている。

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