心の病を訴えたK-POPアイドルたち …TWICE ミナ、カン・ダニエル、SEVENTEEN エスクプス

うつ病は現代人なら誰でもが、かかりうる病気。「心の風邪」ともいわれるうつ病は、初期段階に対応すればすぐ改善できるが、不安症状を見逃し症状を悪化させると、命にもかかわる深刻な病気でもある。

今回は、現在うつ病や精神的な不安症によって、活動を休止、または一部休止して療養に努めている3人のアイドルを紹介する。

TWICE ミナ

ミナは去年の12月25日、健康上の理由で音楽祭を欠席したことからはじまり、今年に入ってからも、健康上の理由で活動の一部を休止している。今年の7月には不安症との診断を受けた。JYPエンターテインメントは「極度の不安状態が持続」し、ミナの今後の活動は「ミナ本人およびメンバーたちとの話し合いで判断」すると説明した。最近の彼女は以前と比べだいぶ回復してきたように見えるが、来年度に全面的に復帰できるかどうかは不明だ。

SEVENTEEN エスクプス

SEVENTEENのリーダーのエスクプスが今月18日、不安症状の悪化により、活動を一時的に中断することを発表した。事務所は「十分な休息と安静が必要だと判断」したと発表し、「エスクプスの健康回復のため最善の措置をする」予定だと述べた。24才にして13人のメンバーたちをリードする強い面を持つ一方、子供ぽい無邪気な一面も持つエスクプスに、多くのファンから心配の声が寄せられている。

カン・ダニエル

カン・ダニエルは以前の所属事務所との紛争を終えて、今年から積極的に国内のソロ活動を行っていた。特に今年発表したソロ・アルバム「Color On Me」は大きな反響を呼び、第4回アジア・アーティスト・アワーズや第11回メロン・ミュージック・アワーズで受賞するなど、活動は順調かと思われた。しかし12月4日、カン・ダニエルは突然活動中止を発表した。その前日、カン・ダニエルはファンカフェに「本当に辛い。本当に辛いです。誰か助けてほしいです」と心的な苦労を訴えていた。続いて彼は「私のすべての行動を全部フィルターして無条件的に悪い方向へ引っ張っていくことが、私が愛する音楽が舞台がゴミ扱いされることが、私が大事にするファンをバカにすることが、家族が私の代わりに悪口言われることが、いつから私を好きになることがそれが罪になることが、本当に辛いです」と絶望的ともとれる心境を語った。

上記の3人のほかにも精神的な不安症状を訴えるアイドルは多い。今年はf(x)のソルリと元KARAのク・ハラが自ら命を絶つという衝撃的な出来事があったこともあり、心の不調に悩むアイドルを心配する声は日に日に大きくなってきているようだ。

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