IU、聴力問題を告白 「地獄のような時間を過ごした」コンサート準備にも影響… 彼女が抱える“耳管開放症”とは

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韓国人気ソロ歌手 IUが自身の抱える聴覚問題について告白した。

韓国のソロ歌手 IUは、2008年にデビュー以降、その高い歌唱力と作詞作曲力で、多くの大ヒット曲を誕生させてきた。今となっては、韓国国内はもちろん、多くのグローバルファンにも愛されるスター歌手だ。そんな彼女は、9月17日、18日にソウル・チャムシル運動場オリンピックメインスタジアムにてソロコンサートを開催。そこで、自身の聴力問題について告白した。

IUは同公演中、何度かイヤモニを交換する姿を見せたといい、「じつは今日の公演は、正直にいうと少し苦労した」「耳に問題があり、ひやひやしながら公演を準備した」と、1年ほど前から聴力に問題を抱えており、同公演の開催にもその影響があったことを明かした。

彼女が抱える疾患とは、「耳管開放症」というもの。これは、通常閉じているはずの耳管(耳とのどをつなぐ管)が開いたままの状態になってしまう病気で、自分の声や呼吸音が耳に響き、耳がつまったような感覚が続くなどの症状があるという。原因としては、鼻炎などのアレルギー疾患の悪化によるものや、ストレスからなるとも言われている。

同公演でIUは、「昨夜から(耳の)調子が悪く、今日のリハーサルまで地獄のような時間を過ごした」としながらも、ステージではいつも通りの圧倒的なパフォーマンスでファンを魅了。「(コンサートでは)奇跡的に力を発揮し、元々のコンディションを披露することができたのではないかと思う」「“来年の公演には、きっと良くなっているだろう”と考えながら過ごしている」と、複雑な心中を明かした。

先立って今年3月に、自身のドキュメンタリーにてこの症状について言及したIUは、「危険性を伴う手術はせず、施術で治療していく」方向で担当医と話を進めていると明かしていた。一刻も早く彼女の症状が回復し、さらに元気な姿でステージに立てる日に期待したい。

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