【INI 徹底レポート】いったいどこまで進化するの!? 「M」COMEBACK SHOWで魅せたメンバーたちの知られざる魅力を余すことなく紹介! 初披露だらけのパフォーマンスはまさに圧巻… まさかの重大発表にもビックリ

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グローバルボーイズグループ INI(池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅)が、9月28日、3RD SINGLE「M」の発売を記念し、『INI 3RD SINGLE「M」COMEBACK SHOW』を開催。あっと驚く重大発表も盛り沢山だったイベントの模様を、余すことなくお伝えする。

2021年のデビュー以来、確かな実力と圧倒的な人気を証明する功績を残し続け、今最も勢いのあるグループであるINI。彼らは、抽選で当選した600名のファンを会場に招待。配信によってつながるたくさんのファンも見守る中、INI「M」COMEBACK SHOWを開催した。

©LAPONE ENTERTAINMENT

▼Password

いよいよ始まったイベントの記念すべき1曲目を飾ったのは、アルバムのタイトル曲「Password」だ。YouTubeのMV再生回数はすでに1000万回を突破しているこの曲でまず目を奪われたのは、西が見せた経験値を感じさせるダンスだ。デビューする前からダンサーとして活躍し、当初からずば抜けたパフォーマンススキルの持ち主である西。そんな西は、それほどまでの実力を備えていてもなお、さらに自分を磨くための努力を続けているようだ。ステージに立つたび、彼のダンスはより緻密にブラッシュアップされているように感じる。それは、彼が自分のダンスにおいてどんなところに改善点があるか、また、どんなところをより強調して見せればいいか、すべてを完ぺきに把握していることの証拠だろう。普段はボケに走らずにはいられないお調子者の印象が強い西だが、曲がかかるやいなや見せる鋭いまなざしからは、どんなときも最高のパフォーマンスを見せたいという彼のプライドが伝わってくる。

これまでよりもはるかに貫禄が増した尾崎の佇まいにも驚いた。もっとも印象的だったのは、彼がパフォーマンス中に見せた、ステージからはける際の姿だ。卓越したボーカルが魅力でありながら、ひとたび曲がかかれば、その世界観にどっぷりと没入する表現力も兼ね備えている尾崎。ステージからはける彼の後ろ姿には、ステージで見せるどんな行動からも気を抜かないというプロ意識があふれているように感じた。

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表現力といえば、どんな曲でもそのコンセプトをみごとに消化する後藤のスキルからも目が離せない。後藤といえば、生まれ持った実力だけでなく、どんなことにも妥協しない努力家な一面も兼ね備えていることでおなじみだ。彼のパフォーマンスからは、努力によって磨き上げられた安定の実力はもちろんのこと、コンセプトに合わせて自分自身を徹底的に変化させることができる大胆さまで感じられる。曲が変わるたび、自分に別の自分を憑依させられるのは、彼の柔軟な発想とチャレンジ精神があるからこそのことだろう。

そしてこの曲では、池﨑の余裕あふれるパフォーマンスも印象的だった。1つひとつの振り付けを忠実に再現し、自分の魅せ方をしっかりと理解している池﨑。曲をぎゅっと引き締める低音ラップと合わせ、どっしりと安定したダンスでもファンを魅了している池﨑だが、そんな彼のパフォーマンスからは、どんなときもブレない余裕が感じられる。普段から、その些細な行動や仕草に隠しきれない知性や落ち着きが感じられる池﨑。彼のそんな人柄は、パフォーマンスにもしっかりと現れているようだ。

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▼Shooting Star

続く2曲目の「Shooting Star」では、藤牧の圧倒的な体幹の強さに驚いた。サビで堂々とセンターに出てくる藤牧は、複雑な振り付けをものともせず、ずば抜けた体幹と柔軟性を披露。ボーカルメンバーとしての印象が強い彼だが、まさかこんな武器を隠し持っていたのかと、彼の努力を思わずにはいられない。ボーカルでもパフォーマンスでもファンを驚かせるというのは、決してすべてのアーティストができることではないだろう。

また、ステージを完全に掌握しに来ている木村の存在感にも圧倒された。メリハリのあるダンスと、控えめでありながら躍動感を感じる感情表現で自分だけのダンスを作り上げる木村は、ここでも信頼して見られる安定した実力を披露。最初から最後まで一貫したテンションでステージを飾り、グループの顔としてのカリスマをあらためて見せつけた。

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が見せた、指の先まで美しいパフォーマンスにも触れずにはいられない。パフォーマンスビデオを見ても感じることだが、普段から些細な行動にも上品なオーラがただよう許のダンスは、そのシルエットまでなんともしなやかで美しい。自分がどう見えるかを常に意識し、指先までていねいに命を吹き込む彼のこだわりには、パフォーマンスを見るたび脱帽してしまう。

ハッと目が覚めるような高音でステージを彩る髙塚の実力も圧巻だ。どんな場面でも透き通るように伸びる彼の歌声は、ダンスを踊りながら歌っているとはとても思えないほどの声量と安定感だ。そんな一定したパフォーマンスからは、彼がどれほど陰で努力と調整を重ねているか、そのプロ意識が伝わってくる。

▼トークコーナー

「Password」、初披露の「Shooting Star」を2曲続けてパフォーマンスした後、あらためてファンにあいさつしたINI。トークコーナーでまず感じたのは、以前と比べ、彼らがはるかに息切れをしにくくなっていることだ。公演を行うアイドルにとって、ダンスをしてすぐにトークに移らなければならないことは避けられない試練であるはず。息切れをしながら話すことは、新人であれば特につらいことだろうが、彼らは以前と比べて圧倒的にリカバリーにかかる時間が短くなっている気がする。いったいどれほどのトレーニングを日々こなしているのか、その成長を尊敬せずにはいられない。

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ファンとの久しぶりの再会を喜び、1人ずつあいさつしたメンバーたち。髙塚「季節も変わって、MINIのみなさんの服装も少し変わって、すごいキレイです」という言葉には、会場からどよめきが上がった。ファンをさりげなくほめる彼の一言には、多くのファンが胸をときめかせたことだろう。また佐野は、ここで髪を切ったばかりであることを告白。木村の暴露により、1日のうちに朝と公演開始前の2回も髪を切っていたことが明らかになった。

このコーナーでは、アルバム「M」の活動期間中に起きた、知られざるエピソードが次々明らかに。モニターには、レコーディングやMV撮影中など、様々な場面で撮影されたオフショットが大放出された。写真を見ながらわいわい盛り上がるメンバーたちの様子は、いい意味でカメラが回っているとは思えないほど自然で、まるで高校の休み時間をのぞき見しているようだ。松田の美しい横顔が公開されると、メンバーたちは一斉に歓声を上げ、その美貌に「絵画や!」と感動。お互いを素直にほめあう姿は、見ているほうも思わず笑顔になってしまう。そんな思い出の数々からは、INIがこれまでどれほど濃い時間を過ごしてきたかが伝わってくる。

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▼ゲームコーナー

続くゲームコーナーでは、収録曲「Shooting Star」にちなんだ玉入れゲームが開催された。過去に始球式で投げた経験を持つ田島が試しに投げてみると、その玉は惜しくもカゴに届かず。メンバーたちは自分のことのように悔しがる姿を見せた。

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2チームに分かれて行われた玉入れゲーム。敵チームのメンバーがカゴを背負い、カゴ担当のメンバーはなるべく玉が入らないように奮闘。ゲーム中はダイナミックなダンスでカゴから玉を振り落とし、波乱の戦いを繰り広げた。ゲームコーナー中は、となり同士の藤牧佐野が終始楽しそうに話している姿がなんとも仲良しで印象的だった。2人はひそひそと言葉を交わしあうと、客席にいるファンのことをしっかりチェックし、一緒にファンサービスを披露。ファンからの要望をお互いに教えあいながら、ゲーム中でもファンを喜ばせようと協力する姿を見せていた。

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▼STRIDE

大盛り上がりのゲームコーナーを終えて披露された「STRIDE」では、表情管理にもずば抜けた才能を発揮する松田の爽やかな魅力が思いきりあらわになっていたように思う。キレのあるパワフルなパフォーマンスをこなす姿が印象的な松田だが、彼は並外れた表現力によって、清涼感あふれるステージでも自分だけのスタイルを披露。やわらかなほほえみを浮かべながら1つひとつのダンスをていねいに踊る姿からは、どんなステージも自信を持って楽しもうとする彼の思いが伝わってくるように感じた。

松田と同じく、激しいパフォーマンスをなんなくこなす姿が印象深い田島も、この曲では透明感あふれるパフォーマンスを披露した。激しい身のこなしからは想像もできないほど、メンバーと話すときにはピュアでどこか天然な魅力を輝かせている田島。この曲では、そんな彼の普段の魅力をより感じられたように思う。また田島は、ステージからはける際、一緒にはけた池﨑と共に隅でノリノリのダンスを披露。緊張感を保ちながらも、そばにいるメンバーと常にコミュニケーションを取ろうとする姿勢がとてもほほえましかった。

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また、ステージに立つたび佐野が見せる成長にも驚いた。技術的にも体力的にも、予想をはるかに超える進化でファンに衝撃を与えている佐野。見ている人まで笑顔にさせる穏やかでやわらかいオーラはもちろんのこと、彼はそんな持ち前の魅力に加え、どんな曲調でもその世界観を吸収するスキルまで習得。佐野はステージによってまるで別人のようにオーラを変化させており、ダンスもキレキレだ。いつ見ても「今がいちばん上手い」と感じる佐野のパフォーマンスは、これからもずっと彼の成長を追っていたい気持ちにさせてくれる。

▼まさかの重大発表

そしてここで、2つのうれしい重大発表がファンを驚かせた。1つは、12月に行うアリーナツアー「2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR BREAK THE CODE」の詳細、そしてもう1つは、冠バラエティ番組の決定だ。まずアリーナツアーは、日付と都市のみしか発表されていなかった中、ついに気になる会場が発表された。詳細は以下の通りだ。

愛知公演:AICHI SKY EXPO
12月17日(土)13:00開演/18:30開演
12月18日(日)13:00開演

大阪公演:大阪城ホール
12月20日(火)18:30開演
12月21日(水)18:30開演

東京公演:有明アリーナ
12月24日(土)13:00開演/18:30開演
12月25日(日)13:00開演

福岡公演:マリンメッセ福岡
12月27日(火)18:30開演
12月28日(水)18:30開演

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さらには、10月23日(日)1時25分から、日本テレビにて冠バラエティ「INIの推しごとです!」がスタートすることも明らかに。これは、多くのファンに愛されている大人気のINIが、自分の“推し”を熱血プレゼンし対決するバラエティだ。毎回メンバー2人が登場し、自分の推しているモノや人などを紹介。INIのレアなパフォーマンスも予定されており、放送終了後はHuluでの独占配信も決まっている。

うれしいお知らせの連続には、会場にいたファンも喜びをあらわに。特に、アリーナツアー大阪公演の会場が「大阪城ホール」であることが明かされたとき、そして冠バラエティの決定が発表された瞬間には、ファンから大きなどよめきが上がっていた。

▼Mirror

最後に披露されたのは、「この曲を通して、みなさんが自分と向き合うキッカケになればいい」という思いがこめられた「Mirror」だ。この曲でINIは、初めてイスに座ったままハンドマイクでパフォーマンス。ダンスがないからこそ、メンバー1人ひとりのボーカルの美しさをはっきりと感じることができた。ただ歌詞を読み上げるのではなく、言葉を1つひとつ噛みしめながら、ファンにメッセージを送るように歌いあげたINI。最後の最後まで、彼らは新たな魅力でファンを楽しませた。

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12月からはついに初のアリーナツアーが始まり、勢いが止まらないINI。彼らは次のステージで、いったいどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。10月から始まる冠バラエティと合わせ、彼らの活躍から目が離せない。

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