BTS(防弾少年団)デビュー6周年! 映像から振り返るBTSの軌跡「無名事務所の出身の彼らがファンを獲得した方法」とは?

BTS(防弾少年団) VLOG
J-HOPE、ジミン、ジョングク

2019年6月13日にデビュー6周年を迎えたBTS(防弾少年団)。

彼らは、BigHitエンターテインメント所属の7人組ボーイズグループだ。

現在はワールドワイドで活躍する彼らだが、無名会社からデビューした彼らにとって、スターになるのは決して簡単なことではなかった。

BTSの映像から彼らの過去に迫っていこう。

BTSのデビュー曲は「No more dream」だ。

「No more dream」

2013年6月12日に公開された本MV。デビュー曲にして、アイドル好きにかなりの衝撃を与えた。リーゼント頭のRM。メンバーの背中を蹴る振り付け。彼らの名前は防弾少年団。一体何者なのか気になる人も多かったという。

BTSは翌日13日、音楽番組「Mカウントダウン」に出演しデビューを飾った。

しかし、デビュー前にYouTubeに投稿していたカバー曲があるので紹介しよう。

2013/02/08 「Graduation」

米歌手ブルーノ・マーズらがプロデュースした楽曲「Young, Wild and Free」をカバーしたものだ。

映画「マック&デヴィンの”ハイ”スクール生活」の主題歌で知られており、そのW主演を務めたHIPHOP界の大スター「スヌープ・ドッグ」と「ウィズ・カリファ」が歌っている。

BTSはこの楽曲をアレンジ。ジョングク、J-HOPE、ジミンが登場している。末っ子のジョングクは当時中学を卒業する年。まだ3人ともあどけない。

2013/10/01 「Beautiful」

デビューから約4ヶ月後、先ほどの3人に加えVが加わり、世界的歌姫マライア・キャリーの「Beautiful」をカバーした。

ショッピングモールで撮影された本MV。彼らを横目で見ながら通り過ぎる人々が映っており、BTSが無名の新人だったことを感じさせる。

2013/10/22「Adult Child」

歌詞が印象的な「Adult Child」。当時二十歳の最年長ジン、そしてRMとシュガがオリジナル楽曲を発表。大人と子供の狭間にいる心境をつづった一曲だ。RMとシュガは各ラップで軍隊というワードをチョイス。

男性の兵役が義務化される韓国では、大学1年になると入隊令状が届く。軍隊に行く人が出てくるため、大人になったことを実感したようだ。高校を卒業し、様々な道を進んでいく姿を歌詞に込めている。

BTSがファンを獲得した方法

BTSはデビュー当時から実力派のアイドルだが、個性がずば抜けているのが一番の特徴といえる。

とにかく元気で仲の良い彼らは、控え室でもワチャワチャしており、その様子をBTSのYouTubeチャンネルに投稿している。

これらの動画は、「BANGTAN BOMB」と名付けられ、デビュー当時からBTSのYouTubeチャンネルに投稿されている。

通常は「アイドル」というイメージを守るために、こういった動画を投稿するのは避けるはずだ。しかし、BTSはそれをやってのけた。今はどのアイドルも投稿しているビハインド映像も、当時は斬新で貴重なものだったのだ。

BTSはデビュー曲で並外れたインパクトを与え、さらにYouTubeに自然体な姿を投稿し、ファンを獲得していったのだ。

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