BTSの楽曲の作詞作曲家も手掛けるRMがオススメ読書リストを9大公開!「この本をもっと早めに読んだらこの名前でデビューしなかったと思います」と語る、その本とは?

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放送前の楽屋。緊張感が漂う楽屋の中、BTS(防弾少年団)のリーダーRMは一冊の小説を手に取った。その本は美術評論家マーティン・ゲイフォード(Martin Gayford)とイギリスの代表的な現代アーティスト、デイビット・ホックニー(David Hockney)の談話集『また、絵だ』。

BANGTAN BOMB RM編

RMといえば、収録直前の騒がしい楽屋の中でも、一人で本の世界に没頭するほどの熱心んな読書家として知られている。美術エッセーの他、19世紀古典から最近ブームを起こした現代小説《82年、キムチヨン》、そして日本の小説家吉本バナナの《キッチン》、詩集、人文科学書まで、RMは海外ツアー、番組収録など忙しいスケジュールの中、いつも本は手放さない。

BTSでは、作詞、作曲家としても活動しているRM。彼が今までどんな本を読んだのか、SNSや番組で公開された内容を基に、分野別に紹介する。

韓国エッセイ ・・・《死にたいけどトッポッキは食べたい》

死にたいけどトッポッキは食べたい》(パク・セヒ)は自己嫌悪に落ちたけどトッポッキは食べたい主人公が精神科医とカウンセリングをする12週間のエッセイ。現在、累計2万部を突破した大ベルトセラーエッセイで、日本語版も先月22日出版された。

この本の他にも、末期がんと診断された脳神経外科医が、死の直前まで書いたエッセイ《いま、希望を語ろう:末期癌の若き医師が家族とみつけた「生きる意味」》(ポール・カラニシ)、《ボノボノのように生きてよかった》(キム・シンへ)などがある。

日本小説・・・村上春樹から吉本バナナまで

2015年リリースされた曲《Butterfly》にはこのような歌詞がある。「My 「海辺のカフカ」よ 向かわないで森へと」。「海岸のカフカ」そして森のモチーフから村上春樹に小説《海辺のカフカ》そして《ノルウェイの森》を連想することは難しくない。
村上春樹の他にも、吉本バナナが1988年出版した短編小説《キッチン》、村上龍の《限りなく透明に近いブルー》などもRMの読書リストに含まれている。

古典小説・・・《異邦人》

2017年ラップモンスターから「RM」に改名したRMは、あるインタビューで、最早めに《異邦人》を読んだら、ラップモンスタの名前を選ばなかったと思う、と語った。ノーベル文学賞を受賞したアルベール・カミュの《異邦人》はRMに大きな意味がある本である。

《異邦人》の他、ヘルマン・ヘッセの《デミアン》、フランツ・カフカの《変身》などもRMの読書リストに含まれている。

人文科学書・・・人文書から美術、哲学書まで

日本でもベストセラーになったマイケル・サンデルの《日本で「正義」の話をしよう》から「男らしさ」を辛辣に批判したトニー・ポーターの本《Man Box》、そして現代アート書籍《また、絵だ》まで、RMは幅広い分野の人文科学書を耽読している。

この他にも、RMが自分のSNSあるいは番組放送で公開した読書リストは今記事にまとめられないほど多い。新アルバムの活動が始まったRMが今後どんな新しい本を持ってくるのか、多くのファンから期待が寄せられている。

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