Wanna One出身 カン・ダニエルが、自身がMCを務める番組でプデュ時代に受けた仕打ちに4年越しの“復讐”を果たした。
カン・ダニエルは2017年に放送されたMnet「PRODUCE 101 シーズン2」に出演し、見事1位を獲得、デビューの座を勝ち取り芸能界入りを果たした大人気実力派アイドルである。しかし、彼のデビューを決める最終回 順位発表の放送で、彼はある「イライラ演出」の被害を受けていた。1位の発表を1分以上焦らされた挙句、ついに発表かというタイミングでCMを挟まれたのである。
この演出にはカン・ダニエルも、同じく1位候補であったパク・ジフンももどかしげな表情を浮かべ、非情な演出に視聴者とともにイライラを募らせていたようだ。
約1分も発表を焦らされ、緊張の表情を浮かべるパク・ジフン（左）とカン・ダニエル（右）
ついに発表かと思った瞬間、CMを挟まれることになりもどかしげな表情の二人
そんなカン・ダニエルに、“復讐”のための絶好のチャンスが訪れた。
彼は、Mnet「STREET WOMAN FIGHTER」（略して「スウパ」と呼ばれることが多い）という、実力派ダンサーたちのオーディション番組のメインMCに抜擢されたのである。「STREET WOMAN FIGHTER」は、有名アイドルのバックダンサーを務めたダンサーたちやIZ*ONE出身でグループのメインダンサーを務めていたイ・チェヨン等が出演し、「本気」のバトルが繰り広げられる韓国で大人気を博したサバイバル番組である。
そんな番組の最終回、1位候補のチームが並び1位が発表されるまさにその瞬間に、カン・ダニエルは4年越しの復讐を果たしたのである。
「最終優勝チームは…」と言葉の後、ドラムロールが鳴り、沈黙の時間が流れた。遂に1位発表かと思ったその時、MCのカン・ダニエルが口にしたのは、
「間もなく公開されます！」
というCMを挟む前の定番コメントだったのだ！
この演出に、会場は騒然。1位候補メンバーやゲストたちは表情と態度で激しくイライラを表した。
ドラムロールの後、沈黙とともにカン・ダニエルによる結果発表を待つ優勝候補たち
ついに結果発表かと思いきやCMを挟まれることになり、イライラともどかしさをあらわにする優勝候補たち
手でバツサインを作り、イライラを表すゲストのソンミ
会場で結果発表を見守っていたダンサー・ヒョジンチョイもこの表情
この演出は、「カン・ダニエル 4年待った復讐劇」として韓国で話題になった。視聴者たちは、
「これは最高にウケるｗｗｗｗｗｗ」
「カンダニエル、よくやった」
「Mnetは4年前から変わらないね」
「プデュを見てたとき、超イライラしてネットが大荒れだったのを思い出した」
と、カン・ダニエルの復讐にスカッとしたような（？）反応を見せた。
2017年と全く同じ「イライラ手法」で復讐を果たしたカン・ダニエル。その瞬間はどんな気分だっただろうか。
