KPOP monster 編集部が選ぶ 「KPOP monster AWARDS 2021」発表! BTS、NCT、SEVENTEEN、TWICE・・ 今年の「新人賞」「アーティスト賞」に選ばれたのは? 個性派グループから業界を大きく盛り上げた注目株まで・・ 2021年を彩ったK-POPアイドル、楽曲を振り返る[前編]

BTS、TWICE(右) COLUMN
BTS、TWICE(右)

2021年も残りわずか。今年もBTS(防弾少年団)やTWICE、BLACKPINKなどを筆頭に、K-POPアーティストが世界の音楽シーンを席巻した一年だった。またこの一年でモンスター級の新人グループも次々と誕生。いきなり目覚ましい活躍ぶりをみせるなど、K-POP業界を大きく盛り上げた。

そこでK-POPをこよなく愛するスタッフが揃う KPOP monsterの編集部が今年大活躍したアーティストを表彰するアワード企画を実施。スタッフが個人的にハマったアーティストから、業界を大きく盛り上げた注目株まで、2021年を彩ったアーティストや作品を紹介する。今回は、その第1弾として「今年のアーティスト賞」、「新人賞」、「振付け賞」、「MV賞」、「ブレイクアウト賞」の5つを発表する。

なお、受賞者や受賞作品はKPOP monsterのスタッフが独断と偏見で選定。アンケート形式で調査し、投票数の多かったものを受賞者/受賞作とした。

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新人賞

まず「新人賞」を受賞したのは、4人組のガールズグループ aespaだ。

aespaは、2020年11月17日に1枚目のシングル「Black Mamba」で鮮烈なデビューを果たした。2021年5月リリースされた「Next Level」や、10月にリリースされた「Savage」も大ヒットを記録。韓国の音楽賞では、デビューから一年足らずで大賞を受賞するなど、新人グループとは思えない存在感を発揮している。

aespaに次いでITZY、ENHYPEN、STAYCの3組も多くの票を獲得した。(新人賞はデビューから3年以内のアーティストを対象とした。)

1位 aespa

▼スタッフのコメント
「新人とは思えない圧倒的活躍を見せ、一躍トップガールズグループに躍り出た」
「これまでの発売した全曲が大ヒットし、韓国ではBLACKPINKをも凌ぐ人気だと言われている」

2位タイ ITZY

▼スタッフのコメント
「まさに次世代K-POPを引っ張っていく存在。ただのK-POPではなく、“ITZY”という新しいジャンルを確立している」
「韓国での活動はもちろん、日本でのデビューも決定したから。歌、ダンスの実力も評価されている」

2位タイ ENHYPEN

▼スタッフのコメント
「I-LANDでのもともとの人気に加え、今年はソンフンがミュージックバンクのMCで人気を集めている」
「デビュー1年目でミリオンセラーとなり、今年のAAAでも『新人賞』を受賞したから」

2位タイ STAYC

▼スタッフのコメント
「確かな実力でグングンとファンダムを拡大している」
「中小事務所ながら、確かな実力で生歌を披露し、徐々に人気を集める姿は、新人時代のBTSを思い出させる。音楽番組1位も受賞し、今年さらに飛躍したグループ」

振付け賞

続いて「振付け賞」を獲得したのは、aespaの「Next Level」。思わずマネしたくなる、斬新な振付け。一度見たら忘れられない、などといったコメントが多く寄せられた。またaespaは「Savage」でもランクインしている。

2位はStray Kidsの「Thunderous」、3位タイはaespa 「Savage」、BTS「Butter」という結果になった。またなかには、韓国でも大きな話題になった『Street Woman Fighter』(NO:ZE)の「Hey Mama」という回答もあった。

1位 aespa 「Next Level」

▼スタッフのコメント
「 サビの部分がマネしてみたくなるような斬新な振りつけだったから」
「一度見たら忘れられない、すぐにマネできる振付け!」

2位 Stray Kids 「Thunderous」

▼スタッフのコメント
「サビの前の『퉤 퉤 퉤(ペッペッペッ)』の部分が新鮮でおもしろい」
「キャッチーな振り付けが注目を浴び、TikTokなどでも見かけない日はないほどだった」

3位タイ aespa 「Savage」

▼スタッフのコメント
「『Get me get me now Get me get me now 』のキャッチーな振り付けが若者を中心に大ヒットしている」
「2回目のコーラス部分で、顔と手だけを使った振りがかっこよすぎる!」

3位タイ BTS「Butter」

▼スタッフのコメント
「とにかくカッコよかった。一人ずつのダンスシーンもよかった」
「「Butter (feat. Megan Thee Stallion)」はその難易度やメンバーの長所を生かした振り付けで、世界中で大きな話題を集めた」

MV賞

MV賞を受賞したのは、BTS(防弾少年団)の「Permission to Dance」だ。同曲はイギリスの人気歌手 エド・シーランが制作に参加していることでも話題になった。

ミュージックビデオにはコロナ禍ならではの演出も盛り込まれ、振り付けには手話も登場。BTSだからこそできる方法で世界中の人に希望を与えたと大絶賛されている。

2位タイはTWICEの「Alcohol-Free」と、aespa 「Savage」という結果になった。

1位 BTS 「Permission to Dance」

▼スタッフのコメント
「世界中の人がMVに登場したり、マスクを外すシーンなど、コロナ禍ならではの演出となっていた。手話を取り入れていたのもよかった」
「コロナで苦しむ世界に向けて、BTSだからこそできる方法で希望を与えたと思う」

2位タイ TWICE 「Alcohol-Free」

▼スタッフのコメント
「 済州島での撮影で、コロナ禍でどこにも行けない中、バカンスのような雰囲気が味わえる夏にぴったりのMVだった」
「夏らしい爽やかなMVで何度も見たくなるMVだった」

2位タイ aespa 「Savage」

▼スタッフのコメント
「タイトル通り『Savage』な彼女たちの力強さと、ストーリー仕立ての展開が際立つ作品。少しずつビジュアルが変わっているnaevisにも要注目! 」
「異次元のクセの強さ…!アトラクションに乗っているかのような躍動感と没入感があって何度も見たくなる!」

ブレイクアウト賞

編集部スタッフが、今年、特に注目したアーティストを表彰する「ブレイクアウト賞」には、Brave Girlsaespaの2組がタイ(同数票)で選ばれた。

Brave Girlsは2011年3月にデビュー。メンバー交代や脱退などを経験しながら、今年でデビュー10周年を迎えた。一方、なかなか日の目を浴びることはなく、それでも彼女たちは諦めず活動を続けた。当時、Brave Girlsは軍隊でのイベントによく参加していたそうだ。

そんな中、元軍人のファンたちがBrave Girlsの動画を大量にYouTubeにアップ。それを機に、2017年にリリースされた楽曲「Rollin’」がネットで話題に。なんと、「Rollin’」は発売から4年の月日を経て、初めて音楽番組で1位を獲得。2021年を代表する大ヒット曲の一つとなり、大ブレイクを果たした。

一方、タイで1位となったaespaはなんと、今回発表している「KPOP monster AWARDS」で、すでに3つの賞を受賞。デビューから1年足らずで、トップアーティストの位置まで登りつめたaespaの、今後のさらなる活躍に期待する人も多い。

そして、2位タイにはINIと、NCTがランクインした。INIはオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』によって結成された11人組だ。デビューシングル『A』ではいきなりハーフミリオンを達成。「第63回 輝く!日本レコード大賞」でも新人賞するなど、大きな注目を浴びている。NCTは今年、WayV、NCT DREAM、NCT 127、そしてNCT 2021などのユニット活動を通して大活躍。トリプルミリオンセラーを達成するなど、K-POP界に新たな旋風を巻き起こしている。

1位タイ Brave Girls

▼スタッフのコメント
「4年前にリリースした『Rollin’』が音楽チャートを逆走し、解散目前にして1位に返り咲いた。TikTokなどでもダンスチャレンジを投稿する人が続出していた」
「『Rollin’』のヒットでどん底アイドルから一躍人気者になった」

1位タイ aespa

▼スタッフのコメント
「デビュー1年にして、海外からの人気も高く、急成長アイドルグループの一つ」
「世界で人気のスターに成長したので今後日本でも人気が出てきそう」

2位タイ INI

▼スタッフのコメント
「デビューシングル『A』でハーフミリオンを記録するなど、デビュー前から熱い人気を獲得している」
「まさに“衝撃のデビュー”という言葉がぴったりの活躍ぶり」

2位タイ NCT

▼スタッフのコメント
「メンバーたちの個性と独特のセンスがすばらしい」
「今年もっとも勢いを感じたグループの1つ。久しぶりに7人が揃い、さらに注目度が増した(NCT DREAM)」

今年のアーティスト賞

そして栄えある「今年のアーティスト賞」を受賞したのは・・・・BTS(防弾少年団)だ!

今やグローバルスーパースターとして世界を舞台に大活躍しているBTS。2020年にリリースした「Dynamite」に次いで、2曲目の英語曲として2021年5月にリリースされた「Butter」は、なんと全米シングルチャート「HOT 100」で通算10週目の1位を獲得。歴代級の大ヒットを記録した。

2位タイには、TWICE、NCTがランクイン。3位タイはBLACKPINK、SEVENTEEN、aespaという結果になった。

1位 BTS

▼スタッフのコメント
「昨年の『Dynamite』に続き、『Butter』や『Permission to Dance』など世界的人気を誇る楽曲をリリースし、さらに注目を集めている」
「アメリカン・ミュージック・アワードでは、アジア歌手初となる大賞を受賞した」

2位タイ TWICE

▼スタッフのコメント
「韓国、日本での活動に加えて、アメリカの番組にも出演するなど、目覚ましい活躍ぶりだった」
「デビュー当時から変わらない人気を誇り、初の英語シングルもリリースした」

2位タイ NCT

▼スタッフのコメント
「トリプルミリオンセラーを達成し、KPOP界における影響力が増してきたと思う」
「WayV(威神V)からはじまり、NCT DREAM、NCT 127と次々にヒット曲をリリースし、それぞれが大活躍した一年だった」

3位タイ BLACKPINK

▼スタッフのコメント
「メンバーたちのソロデビューが話題になり世界中で大ヒットした」
「ソロでも活躍し、ドキュメンタリー映画もリリースした」

3位タイ SEVENTEEN

▼スタッフのコメント
「ビルボード・ミュージック・アワードでは『トップソーシャルアーティスト』に初ノミネートされ、ビルボード200にも初ランクイン」
「昨年から引き続き5連続ミリオンセラーを達成した」


 

KPOP monsterの編集部が選ぶ、「今年のアーティスト賞」は名実ともに不動の位置を確立しているBTSという結果に。一方でTWICEやBLACKPINK、SEVENTEENなど、トップスターに加え、NCTがさらに注目度をあげていることがわかった。またaespaは3部門を受賞するなど、新人とは思えない圧倒的な存在感を発揮した。さらに日本からもINIがランクインするなど、日本勢の勢いも感じる結果となった。

「KPOP monster AWARDS」の後編では、「今年の楽曲賞」やグループ内のケミストリーやチームワークを評価する「ベストグループ賞」、がんばった日本人を表彰する「日本人賞」、「番組賞」、「来年ブレイクしそうなアーティスト」の5部門を発表する。

後編はこちら↓↓↓

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