TWICE ジヒョが、グループとして最も時間をかけて練習するパフォーマンスについて明らかに。ソロとしても活躍する彼女だからこそわかるその違いに、注目が集まっている。
8月18日に1stソロミニアルバム『ZONE』をリリースし、待望のソロデビューを果たしたジヒョ。タイトル曲の「Killin’ Me Good」は、JYPの代表プロデューサーであるパク・ジニョン(J․Y․Park)が作詞に参加した、グルーヴィーなサウンドが特徴の楽曲。彼女のパワフルで洗練された歌声は楽曲の雰囲気にぴったりで、カリスマがさらに輝くセクシーでキレのあるパフォーマンスでも、世界中のファンを魅了している。
JIHYO “Killin’ Me Good” M/V
28日、TWICEの公式YouTubeチャンネルを通して、そんな「Killin’ Me Good」のダンス練習の様子をおさめたビハインド映像が公開された。どこか気まずそうにスタジオに登場したジヒョは、まず隣のスタジオで練習しているサナ、モモ、ミナにあいさつし、緊張をやわらげた様子。大勢のダンサーたちと共にいざ練習を開始すると、その複雑で難易度の高い振り付けに苦戦し、「なんでこんなややこしいの!?」と頭を抱えてしまった。
それでも決してあきらめることなく、ディテールまでこだわりながら練習を重ねたジヒョ。初のソロ活動に対して「後悔なく全力を尽くそう」という思いで挑んでいるというジヒョは、何度心が折れそうになっても動きを止めず、複雑な振り付けを1つずつ乗り越えていく姿を見せた。
TWICEとして8年間活動していても、ソロという立場になると、レコーディングやダンスの練習などの、何度も経験したはずの制作過程すら新鮮に感じるようだ。ジヒョは、TWICEのダンスと比較して今回のソロパフォーマンスの難しい点を聞かれると、「息が切れるほど踊ってないけど、雰囲気が難しくなったと思います。ダンスはそこまで速くないけど、ずっと緊張感を持って、身体のラインを美しく見せないといけない振り付けなので、また別の大変さがあります」と説明。これまで9人で立っていたステージにたった1人で立ち、最後まで1人でパフォーマンスするというのは、やはり身体面でも精神面でも大きな負担を感じる変化のようだ。
さらにジヒョは、TWICEとしてパフォーマンスを準備する中で、最も時間をかけて練習するポイントについても明かした。なんとTWICEは、動線の整理におよそ90%もの練習時間を費やしているという。ジヒョは「TWICEのときにはフォーメーションチェンジが多くて、動線の整理でほぼ90%の時間を使いました」と告白。9人という大人数が集まる中で動線の確認を怠れば、本番でメンバー同士の衝突が起きてしまうことは間違いないだろう。振り付けに多くのフォーメーションダンスを組み込み、一糸乱れぬ美しさがいつも話題になっているTWICE。その裏には、ほとんどの練習時間を動線の整理に費やす、メンバーたちのたゆまぬ努力があったようだ。
JIHYO “Killin’ Me Good” Dance Practice Behind the Scenes(該当シーンは6分47秒頃~)
ソロとしてのステージにはそんなフォーメーションの複雑さがないため、「今は自分の位置に立つだけなのでやりやすい」と笑顔を浮かべたジヒョ。TWICEのプロ意識が改めてわかるこのエピソードに、ファンは感動している。