BTS(防弾少年団）の末っ子、ジョングクの言ったことのない言葉がトレンドになった事実をご存じだろうか。
本人が話したことのない言葉が有名になるなんて、信じがたく思える。しかし、その言葉をモチーフにした言葉がBTSの育成ゲーム「BTS WORLD」やニュースにまで使用され、影響を与えたというから驚きだ。
果たして、本人が話したことのない“言葉”とはいったい何なのだろうか。その言葉は、とあるファンのツイッターに投稿され一躍注目を集めた。
「僕にどうしろって。ならヒョンがやってみなよ、簡単に見えるかも知れないけど、実際にやってみるとほっと（本当）難しんだから。何も知らないくせに、なんでそうやって言うんだよ」（ジョングク）
https://twitter.com/bts__jimin_/status/1025772937209495552?s=21
「ヒョンは僕よりヒョン（年上）なのになんで弟を傷つけるの。時計の中に数字が10個以上あるのに、それをどうやって読むと言うんだ。僕はまだ弟なのに。そんなことで僕を馬鹿にしたら、そりゃあ僕は怒っちゃうよ」（ジョングク）
ジョングクの“普段の話し方”と、“赤ちゃんのような可愛さ”が上手く表現されたこの言葉は、ファンの間で大人気に。
このツイートの人気は勢いが止まらず、導入部分の머 엇쩌라구 (僕にどうしろって)と、クライマックスの나는 동생인데(僕は弟なのに)、さらに～しちゃうよという語尾を引用し“ジョングクが言っていそうな言葉”を作成するファンが急増した。
驚くべきことにファンだけでなく、とあるニュース媒体でこのワードをモチーフにした「見出し」が作成されたこともある。さらに、BTSの育成ゲーム「BTS WORLD」にも影響を与えた。
このゲームは、育成ゲームの想像を超える高いクオリティーで「本当にメンバーと会話しているみたい」、「凄くリアルだ」などと世界中から大好評を得ている。制作チームは、リアルなBTSを感じられるゲーム作りに力を入れているようで、BTSが過去にSNSに投稿したカカオトークの内容もゲームに登場している。
制作チームは、ツイッターで話題になったジョングクの流行もゲームに反映させたのだ。
ジョングクが、スケジュールをこなして体力がない時に出てくるアイコンには、「나는 아직 동생인데 .자꾸 스케줄 시키면 내가 화나지」(僕は弟なのに。いつまでもスケジュールを与えられたら、僕怒っちゃうよ)とある。
ファンの間で流行った流行を完璧に引用しているのが分かるはずだ。
まさか、ファンの何気ない投稿がゲームにまで影響を及ぼすとは・・。
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