「TWICEになりたいなんて、ありえなくない?」
幼いころからK-POPアイドルになることを夢見ていたRESCENE(リセンヌ)の日本人メンバー ミナミ。そんな彼女が、かつて夢を同級生に笑われた経験と、その後アイドルとして同級生たちの卒業式ステージに立ったドラマチックなエピソードを明かした。
小学3年生からK-POPアイドルを夢見ていたミナミ
ミナミは9月16日に韓国で放送されたMBCの人気バラエティ番組『ラジオスター』に出演。幼いころから抱いていたK-POPアイドルへの夢について語った。
ミナミによると、K-POPアイドルになりたいと思い始めたのは小学3年生のころ。
小学校を卒業する際、卒業アルバムの将来の夢を書く欄にも、「K-POPアイドルになりたい」と記したという。
しかし、その夢を周囲のみんなが応援してくれたわけではなかった。
ミナミは当時、一部の同級生が「私の友達がアイドルになりたいんだって。TWICEになりたいっていうけど、ありえなくない?」という趣旨のことを話していたと回想した。
本気でアイドルを目指していたミナミにとって、その言葉は悔しいものだった。
「私はこんなに本気なのに」と感じたという。
同級生が笑っている間も、深夜まで練習
しかしミナミは、周囲の言葉を理由に夢をあきらめることはなかった。
同級生たちがそんな話をしている間にも、ミナミはダンススクールへ通い、何時間も練習。時には深夜まで練習を続けていたという。
そして、その努力はやがて現実になる。
ミナミは韓国へ渡り、2024年3月にRESCENEのメンバーとしてK-POPアイドルデビューを果たしたのだ。
さらにその後、思いがけない形でかつて通っていた学校へ戻る機会が訪れた。
ミナミによると、自身が通っていた学校は上級学校までつながっており、かつて一緒に過ごした同級生たちが高校を卒業する際、パフォーマンスをするため学校を訪れたという。
今度は、K-POPアイドルになることを夢見ていたひとりの少女としてではない。
「RESCENEのミナミ」として、そのステージに立ったのだ。
「結局アイドルになったミナミ」本人が明かした夢への道のり
「どれだけ頑張ったかは見せたかった」
まるで映画のような展開だが、ミナミ本人は、かつて自分の夢を笑った同級生に成功を見せつけるために学校へ行ったわけではないと説明している。
一方で、「自分がどれだけ頑張ったのかは見せたかった」という思いもあったという。
そしてステージに立った際には、自分をここまで導き、支えてくれた人たちのことを思い、涙が出たことも明かした。
小学生のころ、卒業アルバムに書いた「K-POPアイドルになりたい」という夢。
当時はその夢を笑う人もいたが、ミナミは何年にもわたる努力の末、自分自身の力で現実のものにしたのだ。
RESCENE「LOVE ATTACK」が約2年越しの大逆走
そして現在、ミナミが所属するRESCENEは大きな飛躍を遂げている。
2024年8月にリリースされた1stミニアルバム『SCENEDROME』のタイトル曲「LOVE ATTACK」は、発売から約2年後となる2026年に韓国の音源チャートを急上昇。
韓国最大級の音楽配信サービスMelonの「TOP100」で1位を獲得するという異例の“逆走ヒット”を記録した。
リリースから時間を経て人気に火がついた「LOVE ATTACK」は、RESCENEを代表するヒット曲へと成長している。
RESCENE「LOVE ATTACK」Official MV
ミナミ自身の知名度も急上昇している。
『ラジオスター』では、「LOVE ATTACK」の逆走後、広告の問い合わせが100件以上寄せられたことを告白。以前は大学祭のステージで自分たちから「RESCENEを知っていますか?」と観客に尋ねていたものの、現在では観客のほうからグループを知り、曲を一緒に歌ってくれるようになったという。
今回の『ラジオスター』出演は、ミナミにとってRESCENEのメンバーを伴わない初の単独バラエティ出演でもあった。
夢を口にしたことで笑われた少女が、韓国へ渡ってK-POPアイドルになり、かつての同級生たちの卒業式でステージに立つ。
そして今、そのグループの楽曲が約2年の時を経て大ヒットしている。
「私はこんなに本気なのに」と悔しさを感じながらも、深夜まで練習を続けたミナミ。
その努力が実を結んだ現在の姿は、夢を追い続けることの力を何より雄弁に物語っている。
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