ソニーミュージックとJYPの日韓合同オーディション･プロジェクト「Nizi Project Season 2」で、Part 1となる日本編がフィナーレを迎えた。韓国合宿に進出する12名の参加者が決定し、ファンの期待が高まっている。
Part 2の韓国合宿に進出できるのは、「ダンス」「ボーカル」「スター性」「姿勢」という4つの審査ポイントによる評価で、すべてのキューブを獲得した参加者のみ。22日に放送された第10話では、韓国行きを掴む最後のチャンスとなる、チームミッションの全容が公開されると共に、トレーナーらスタッフや参加者同士の意見によって決定される「姿勢」キューブ獲得の模様も公開された。
ソウダイ、ユウヒ、ユイト、コウヘイの4人によって構成された「オルンイチーム」は、GOT7の楽曲「I WON’T LET YOU GO」をパフォーマンス。高音のボーカルに加え、激しいダンスも求められる高難易度の楽曲に苦戦する参加者たちの表情は不安で曇り、本番のステージではパク・ジニョンから「ステージでパフォーマンスするときは感情を思いきり爆発させるべき」「不安が伝わってきて自由さが感じられない」と指摘されてしまう結果に。その中でもユウヒは、ステージを楽しむ豊かな表情や全体的なパフォーマンスが期待以上だったと絶賛され、不足していたスター性のキューブを獲得することができた。
[Nizi Project Season 2] Part 1 – Team Mission / オルンイチーム ♬I WON’T LET YOU GO
続くトモヤ、リオ、セイタ、ケンの「モチトッキチーム」は、課題曲として最高難易度を誇るRAINの「Switch to me（duet with JYP）」をパフォーマンスすることに。課題曲の中で唯一の韓国語曲というだけでなく、ダンスもボーカルもどちらも上手くできないと表現できない曲であり、チームは苦戦を強いられる。リーダーのトモヤは抜群のリーダーシップを発揮し、チームメイトを頼もしくサポート。本番ではパク・ジニョンから「すべてが最高だった。リーダーシップもすばらしかった」と太鼓判を押された。ケンはパク・ジニョンに「チームメイトの思いやりと自分の努力が重なって奇跡が起きた」と称賛され、不足していたダンスとボーカルのキューブを獲得。「絶対何かやってくれると思っていた」とケンの可能性を信じるパク・ジニョンの言葉からは、彼に対する注目度の高さがうかがえる。
[Nizi Project Season 2] Part 1 – Team Mission / モチトッキチーム ♬Switch to me (duet with JYP)
最後のキューブとなる「姿勢」の審査では、合宿中に参加者たちがお互いに向けて書いた80通にも及ぶ友情レターを、パク・ジニョン自ら確認。特に友情レターをもらっていたのはミラクで、彼のもとには「心配になっていた自分に話しかけてくれてありがとう」「悩んでいる人がいたら近くにはいつもミラクくんがいた」といった、仲間思いな彼の優しさに感謝する友情レターが。自分も緊張する状況の中でも、周囲を明るく励ますミラクの優しさは大きな注目を集め、彼は「姿勢」の評価で最も高い評価を受けた。
そしていよいよ、韓国合宿に進出する最終メンバーが発表された。日本合宿期間の最終順位で栄えある1位を獲得したのは、ダンスやボーカルだけでなく、人柄の面でも高い評価を受けたトモヤだ。続く2位には、チームミッションでパク・ジニョンから「MVP」と称賛されたユウキ。3位にはハルが、4位にはエイジが、5位には姿勢評価で最も高い受けたミラクがランクインし、6位にはチームミッションで表情管理を称賛されたユウヒが選ばれた。
7位でタイガが、8位でユウが、9位でショーンが名前を呼ばれたところで、パク・ジニョンは韓国行きの切符を手にする参加者が残り3名であることを発表。12名しか韓国合宿に進出できないという事実に、会場の緊張は一気に高まった。10位にはソウダイが、11位にはセイタがランクイン。最後の12位にはケンが選ばれ、Part 2の韓国合宿に行く12名の参加者が決定した。
パク・ジニョンは、脱落した参加者たちに「みなさんの前に立っている僕も、数多くのオーディションから落ちたことがあります。名前が呼ばれなかったということは、みなさんが特別じゃないということではないです。ガッカリしないでずっと自分自身を発展させてください」とメッセージを送り、これからの道のりを応援。大切な友人となった参加者たちは涙でこれまでの日々をたたえ合い、別れのあいさつを交わした。
ついにデビューメンバーが決まる韓国編は、Hulu(日本)・YouTube(海外)にて、10月13日（金）22時から「『Nizi Project Season 2』Part 2＜完全版＞」として配信される。
