JBJ出身ケンタ、韓国で夢をかなえた先に待っていた苦難・・ 借金で所持金わずか1,000ウォン、アイドル引退を考えた過去も

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韓国の人気オーディション番組『PRODUCE 101 SEASON2』に出演し、ボーイズグループJBJ、JBJ95のメンバーとして活躍した日本人アーティスト、ケンタ(髙田健太)が、過去に借金を抱え、銀行口座を差し押さえられるほどの生活苦に陥っていたことを告白した。

日本から単身韓国に渡り、K-POPアイドルとしてデビューする夢をかなえたケンタ。しかし、その後は所属事務所を離れる過程で多額の借金を背負い、アイドル活動を辞めることまで考えたという。一時は手元に1,000ウォン札が1枚しかなく、翌日の食事を心配するほど追い詰められていたことも明かした。

現在はライブコマースのMCや音楽活動など、新たな仕事にも挑戦しているケンタ。苦しい時期に支えてくれた人々への感謝と、今後の人生に向けた思いを語った。

 

【動画】ケンタ、韓国の自宅を公開! 借金や生活苦について語る

 

借金で口座を差し押さえられ、所持金はわずか1,000ウォンに

ケンタは、10月24日に公開されたYouTubeチャンネル「ICU」の動画に出演し、韓国での現在の暮らしや仕事について紹介した。

動画の中で、これまでの人生について尋ねられたケンタは、アイドル活動を続けるなかで所属事務所を離れることになり、借金を抱えたと告白した。

借金を返済しなければならないという責任を感じる一方、当時はアイドルという仕事そのものを辞めようと考えたこともあったという。

ケンタは、活動を続けることに迷いを感じ、燃え尽きたような状態になったと説明。人生で初めて目標を見失う経験をしたと振り返った。

さらに、借金によって銀行口座を差し押さえられ、生活が極めて苦しくなった時期についても明かした。

突然、口座が使えなくなり、手元に残されていたのは1,000ウォン札がわずか1枚。翌日の食事をどうするか考えながら、その日を生きることで精いっぱいだったという。

そんなケンタを支えたのが、周囲の先輩や知人たちだった。

食べるものに困っていたケンタに、米などを送ってくれる人がいたといい、苦しい時期に受けた助けが、現在も忘れられない経験になっていることを明かした。

 

日本から韓国へ単身渡航、JBJとして夢のデビューを果たすも…

ケンタは1995年1月10日生まれ、群馬県出身。

日本でK-POPのカバーダンスチームに参加した後、韓国でアイドルになることを目指して単身渡韓した。韓国語を学びながら練習生として経験を積み、2017年にはMnetのオーディション番組『PRODUCE 101 SEASON2』に日本人練習生として出演した。

同番組では惜しくも最終デビューメンバーには選ばれなかったものの、ファンからの支持を集め、2017年10月に期間限定ボーイズグループJBJのメンバーとしてデビューを果たした。

JBJは音楽番組で1位を獲得するなど人気を集め、2018年4月に活動を終了。その後、ケンタは同じJBJ出身のキム・サンギュンとともに、2人組グループJBJ95として再びデビューした。

しかし、JBJ95として活動するなかで、所属事務所Star Road Entertainmentとの間に契約をめぐる問題が発生。2021年には専属契約の効力を争う訴訟に発展した。

韓国メディアの報道によると、その後の裁判では専属契約の終了が認められた一方、ケンタとサンギュンに対して損害賠償の支払いを命じる判断も下されている。

なお、今回のYouTube動画では、ケンタは借金を抱えたことや口座を差し押さえられた経験を語っているものの、借金が生じた詳しい経緯や、裁判での支払義務との具体的な関係については説明していない。

華やかなステージで活躍してきた一方、その裏側では、厳しい現実と向き合う時期があったことがうかがえる。

 

現在はライブコマースのMCとしても活動、新曲の制作も

動画では、ケンタが現在取り組んでいる仕事についても紹介された。

最近は、日本のECサイト「Qoo10」でライブコマースのMCとして活動を始めたという。

ライブコマースとは、インターネット上の生配信を通じて商品を紹介・販売するサービス。ケンタは日本語を生かしながら商品を紹介する仕事に取り組んでおり、販売面でも良い成果が出ることがあると明かした。

また、音楽活動も続けている。

動画の撮影当日には新曲のレコーディングを予定していると語り、アーティストとしての活動にも意欲を見せた。

さらに、絵を描くこともケンタの大切な表現活動の一つだ。

2021年には韓国と日本で自身の作品を展示。2025年には、自身の経験をもとにしたエッセー『천 원뿐이라도 재밌는 인생』(日本語訳:1,000ウォンしかなくても面白い人生)も出版している。

今回の動画では、アイドルになった理由や、自分にとってアイドルとはどのような存在なのかを読者に問いかける内容だと、自身の著書について説明した。

かつてはアイドルという仕事を辞めることまで考えたケンタだが、現在は音楽だけにとどまらず、さまざまな分野で活動を続けている。

 

「受けた恩も借りだと思う」苦境を経験したケンタが語る現在の目標

今回の動画で特に印象的だったのは、ケンタが借金について語った後、自分の人生に対する考え方を明かした場面だ。

一時は人生の目標を失ったというケンタだが、最近になって再び目標ができたと説明。その第一に挙げたのが、借金を返済することだった。

さらに、周囲から受けた助けについても語り、金銭的な借金だけでなく、誰かに助けてもらったことも自分にとっては「借り」だと考えているという。

そして、その恩を返すために生きていくことが、自分にとって良い人生なのだと語った。

借金についても、単に苦しいものとして捉えるのではなく、今の自分を動かす原動力になっていると説明。決して平坦ではなかったこれまでの人生を振り返りながら、前向きな姿勢を見せた。

韓国でK-POPアイドルになる夢をかなえ、その後は思いがけない苦難を経験したケンタ。

今回の告白からは、華やかなステージの裏側にあった苦労だけでなく、支えてくれた人々への感謝を胸に、新たな目標に向かって歩み続ける現在の姿が伝わってくる。

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