『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』に出演中の練習生 青木友香（あおき ゆか）の経歴に注目が集まっている。
10月5日、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾で初の女子版となる『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』が映像配信サービスLeminoにてついに放送開始。第1話では、参加練習生、トレーナー陣のお披露目とレベル分けテストの前編が行われた。
青木友香は、菅井夏帆（すがい なつほ）、太田紗蘭（おおた さら）と共にレベル分けテストに挑戦。チーム「Swan」と名付けられたこの3人は、国民プロデューサー代表・木村カエラの代表曲「Butterfly」をパフォーマンスすることになった。実はこの3人、全員がバレエ経験者。そのためパフォーマンスはバレエの振付でストーリー性を作りながら歌う、という3人の個性を活かしたものとなった。
#1 ハイライト┊Swans ✧ 木村カエラ ♫ Butterfly ［レベル分けテスト］
しかし、トレーナー陣はこのパフォーマンスを酷評。「ボーカルはカラオケ状態」「基本準備ができてない」「自分たちが今までやってきたバレエしかできてない、なんで参加したのか」と、他チーム以上に厳しい評価を受けた。
このパフォーマンスと評価により、「バレエしかできない」というイメージが残ってしまった3人。しかし、青木友香にはバレエ以外にも意外な経歴と実力があることが明らかになった。
実は彼女、『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』出演以前に韓国の有名ダンスチームAB PROJECTに所属していたのだ。AB PROJECTが運営するYouTubeチャンネルARTBEATは、ハイクオリティなK-POPカバーダンスをアップすることで有名なダンスコンテンツチャンネル。登録者数はなんと420万人を超えている。MIRAEのソン・ドンピョも、デビュー前にこのチャンネルでダンスを披露していたことで知られている。
【青木友香出演映像】르세라핌 LE SSERAFIM – 이브, 프시케 그리고 푸른 수염의 아내 (A Team ver.) | 커버댄스 Dance Cover
青木友香はARTBEATチャンネルで、主にガールズグループのカバーダンス動画に参加し、その安定したダンス能力を披露していた。新メンバーながら怪我をした先輩の代打を果たすなど、期待のエースだったようだ。中でも注目を集めているのは、彼女が踊るLE SSERAFIMの「ANTIFRAGILE」のダンスカバー映像。なんと青木友香はカズハのあのパートをカバーしていたのだ。
【動画はこちら】신입이 갖고 온 토슈즈🩰 ‘LE SSERAFIM – Antifragile’ Dance Cover #유카 #ゆか #Yuka #shorts
「新入りが持ってきたトウシューズ」というタイトルがつけられたカバー映像で青木友香がカバーしたのは、まさに「忘れないで私が置いてきたトウシューズ」というカズハのパートだった。カズハは、3歳から15年もの間バレエを極め、オランダに渡ってプロの道を目指していた中、K-POPアイドルへとキャリアチェンジをしたメンバー。このパートでは、脚を真っ直ぐに上に上げてY字バランスを取り、片手でその脚を固定しながらもう一度空中でその脚を蹴るという、バレリーナという過去を活かした常人には真似できない脚上げの振付が話題を呼んだ。
LE SSERAFIM (르세라핌) ‘ANTIFRAGILE’ Special Performance Video【カズハパートは1分42秒頃～】
カズハと同じく幼い頃から続けてきたバレエから離れてアイドルを目指している青木友香は、似たキャリアを歩む先輩のパートをカバー。脚上げの振付も難なくこなしたのだ。
この映像を見たファンたちは、レベル分けテストでは見ることができなかった彼女の高いダンス能力に驚き。今回は惜しくもDクラスという評価に終わった彼女だが、「今後が楽しみ」「ここから巻き返せるよ友香ちゃん」等、彼女が今後のミッションで真の実力を見せてくれることに期待する声が多く寄せられている。
また、しなやかなダンスにバレリーナ出身ならではの高貴で健康的な雰囲気、そして清純ビューティーなビジュアルがカズハにそっくりだという声も上がっている。
青木友香は「第2のカズハ」としてアイドルデビューを果たせるのか、ファンの期待が高まっている。
