Stray Kids ハンの自作曲が別人名義で無断配信か! JYPが米裁判所に申立て、配信者の身元特定へ

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Stray Kidsのメンバー、HAN(ハン)が作詞・作曲に参加したソロ曲「back to life」が、別のアーティスト名義で音楽配信サービスに無断登録されていたとして、所属事務所のJYPエンターテインメントが米国の裁判所に情報開示を求める申立てを行ったことが明らかになった。

問題の楽曲は、ハンが2026年5月にStray Kidsの公式YouTubeチャンネルで公開したもの。正式な音楽配信が始まる前に、第三者が別人名義でApple MusicやTikTokなどに登録していたとみられている。

著作権問題を専門に扱う海外メディアTorrentFreakが、米国の裁判資料をもとに報じた。

 

ハンの自作曲が「New Vibs」名義で配信されていた

問題となった「back to life」は、ハンが自ら作詞・作曲に参加したソロ曲。5月9日、Stray Kidsのオリジナルコンテンツシリーズ「SKZ-PLAYER」の一環として公式YouTubeで公開された。

しかし、その後、同曲が「New Vibs」という別のアーティスト名義で音楽配信サービスに登録されていることが発覚。Apple Music、TikTok、Instagram、YouTubeなどを通じて配信されていたという。

これらの音源は、米国の音楽配信会社Symphonic Distributionを経由して登録されていた。

JYPは5月20日、同社に対して著作権侵害を申告し、問題の音源の削除を要求。その後、6月11日にはJYP側から「back to life」の正式なデジタル配信が開始された。

今回の問題で注目されるのは、ハンの楽曲が公式デジタル配信に先立って、別のアーティストの作品として配信サービスに並んでいたという点だ。

 

【動画】HAN「back to life」公式映像(SKZ-PLAYER)

 

JYPが米裁判所に申立て 配信者の身元特定へ

JYPは9月4日、米カリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所に対し、米国のデジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく召喚状の発行を求める申立てを行った。

これは、無断配信に関わった人物を特定するため、Symphonic Distributionから関連情報を取得しようとするものだ。

申立てでは、問題のアカウントに関わる人物の氏名、住所、メールアドレス、IPアドレス、電話番号のほか、支払い情報やアカウントの利用履歴などの開示を求めている。

ただし、今回の手続きは、配信者を相手に損害賠償を求める訴訟とは異なる。現段階では、無断配信を行ったとされる人物の身元を明らかにするための法的手続きとなっている。

 

配信会社は音源を削除、アカウントも停止

一方、Symphonic DistributionはTorrentFreakの取材に対し、5月にJYPから著作権侵害の申告を受けたあと、問題の音源を各音楽配信サービスから削除し、配信に使用されたアカウントも停止したと説明している。

また、同社によると、最初の申告以降、JYPから追加の連絡は受けていないという。

現時点で、実際に誰が「New Vibs」名義で楽曲を登録したのか、どのような目的で配信したのかは明らかになっていない。また、申立てを受けて情報開示が実際に行われたかどうかも確認されていない。

ハンは、Stray Kidsの楽曲制作を担うユニット「3RACHA」のメンバーとしても知られ、2023年には韓国音楽著作権協会の正規会員に昇格した実績を持つ。

自ら楽曲を生み出すアーティストの作品が、正式配信前に第三者によって音楽サービスへ登録されていたという今回の問題。JYPが今後どのような対応を進めるのか、引き続き注目される。

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