BLACKPINKのLISA(リサ)を追ったドキュメンタリー映画『ALWAYS LALISA』の制作で、所属していたYGエンターテインメントからBLACKPINKの楽曲や過去映像の使用許諾を得られなかったことが明らかになった。
映画を手がけたスー・キム監督が、米『The Hollywood Reporter』のインタビューで明かしたもの。リサの練習生時代やBLACKPINKとしての活動を紹介するため、過去の映像や楽曲を使用したかったというが、実現しなかったという。
BLACKPINKの楽曲やMVを使えず…監督が明かした制作の舞台裏
『ALWAYS LALISA』は、BLACKPINKとして世界的な成功を収めたリサが、本格的なソロ活動に踏み出した約1年間を追うドキュメンタリー作品だ。
スー・キム監督は、リサがどのような道のりを経て現在の姿にたどり着いたのかを描くため、練習生時代の映像やBLACKPINKの楽曲、ミュージックビデオなどを取り入れたいと考えていた。
しかし、監督によると、YGエンターテインメントからこれらの素材の使用許諾を得ることができなかったという。
キム監督は、最大限の努力をしたものの、楽曲や映像のライセンスを取得することは認められなかったと説明。前所属事務所とのやり取りはそれだけだったといい、作品に盛り込みたかったK-POP時代の背景を十分に紹介できなかったことを明かした。
ただし、映画にはBLACKPINKのメンバーも登場しており、グループに関する内容がすべて排除されたわけではない。
また、YGが使用を認めなかった具体的な理由は明らかにされていない。
ファンからYGに批判の声も
監督の発言が伝えられると、SNSではYGエンターテインメントに対する批判が広がった。
ファンからは、リサ自身の歩みを振り返るドキュメンタリーで、BLACKPINK時代の楽曲や映像を使用できないことへの疑問や、かつての所属事務所が協力しなかったことに対する不満の声が上がっている。
一方、映像や音楽の利用には権利者からの許諾が必要であり、今回の判断にどのような権利関係や事情があったのかは不明だ。YG側がリサの活動を妨害する意図で許諾を見送ったと断定できる情報はない。
リサは2023年にYGとのグループ活動契約を更新した一方、個人活動については独立し、自身の会社「LLOUD」を設立。BLACKPINKとしての活動を続けながら、ソロアーティストとして新たな道を歩んでいる。
映画『ALWAYS LALISA』、日本でも10月12日から公開
今回話題となった『ALWAYS LALISA』は、リサがソロアーティストとして新たな挑戦を重ねる姿を記録した作品だ。
ソロアルバム『Alter Ego』の制作や、米ドラマ『ホワイト・ロータス』での俳優デビュー、コーチェラでのソロパフォーマンスなど、音楽活動から演技への挑戦まで、さまざまな場面が映し出される。
華やかなステージの裏側だけでなく、ソロ活動に伴うプレッシャーや、自分らしい表現を模索するリサの素顔にも迫っている。
日本では10月12日、14日、17日を中心に全国の映画館で限定上映される。一部劇場では上映日程が異なるため、詳しくは公式サイトで確認できる。
【動画】映画『ALWAYS LALISA』日本劇場予告編
映画公式サイト(日本): https://www.culture-ville.jp/alwayslalisa
BLACKPINKとしての歴史と、ソロアーティストとして切り開く新しい未来。映画は、その転換期に立つリサの姿を映し出している。今回明らかになった制作の舞台裏も、作品を見るうえで興味深いエピソードといえそうだ。
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