イギリスの公共放送局BBCが、「BLACKPINKはBTS（防弾少年団）より人気がある」というタイトルの記事を公開し、ファンの間で波紋を呼んでいる。
BBCは1月26日、自身の電子版サイトに、「BLACKPINKはBTS（防弾少年団）より人気がある」（”BLACKPINK is more popular than BTS”）というタイトルの記事を掲載した。
BBCは、BLACKPINKのミュージックビデオ「DDU-DU DDU-DU」が最近、K-POPとしてはこれまで最高であったBTS（防弾少年団）の「DNA」の再生回数を抜いたことを引き合いに出し、記事を展開している。
確かに現時点で「DDU-DU DDU-DU」は6億3900万回であるのに対し、「DNA」は6億2900万回であり、BLACKPINKのＭＶが現在K-POPの中で成功の再生回数を誇っていることは事実だ。
しかし、ファンたちは、曲の再生回数だけをもって、一方のアーティストがもう一方のアーティストより人気があると断定的に述べてしまうBBCの姿勢に批判を唱えている。MVの再生回数が人気度を測る唯一の指標ではないし、そもそもアーティスト同士の優劣を付けようとすること自体が意味がないことだと彼らは述べている。
「（記事の）タイトルを変えて欲しい。人数が集まったら、それぞれのファンとの喧嘩になってしまうし、私のユーザーネームはBTSのファンのように見えると思うけど、BLACKPINKも好きだし、動画の再生回数だけでどちらの方が人気があるとか言えないよ」
「ファン同士の戦争が起こる前に、タイトルを変更することをアドバイスする。BLACKPINKが一番の再生回数を稼いだことはすごいことだと思うけど、BTSより人気だという意味ではないよね。BLACKPINKの世界における影響は、BTSがもたらした影響と比較することはできない」
「再生回数が全てじゃない。アルバムのセールス数を見なよ」
ちなみに、このBBCの記事は2月1日時点でまだ公開されたままである。またBBCからは特にコメントなどは出ていない。
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