HYBE、四半期売上高が過去最高の約1,800億円! BTSの世界ツアーが牽引、ENHYPEN、&TEAM、KATSEYEらも成長を後押し

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BTS、ENHYPEN、LE SSERAFIM、&TEAMなどを擁する韓国の大手エンターテインメント企業HYBEが11月3日、2026年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。売上高は1兆5,257億ウォン(約1,797億円)、営業利益は1,885億ウォン(約222億円)に達し、いずれも四半期として過去最高を記録した。

好業績を牽引したのは、BTSの大規模なワールドツアーだ。さらにENHYPEN、LE SSERAFIM、&TEAM、KATSEYEなど所属アーティストの世界各地での活動も売上に貢献。コンサートだけでなく、グッズ販売や音楽配信でも収益を伸ばしている。

HYBEの売上高は前年同期比109.8%増と、およそ2倍に拡大。2026年4~6月期に記録したばかりの過去最高業績を、わずか3カ月で更新する結果となった。

 

BTSのワールドツアーが業績を牽引! 公演売上だけで約856億円

今回の決算で特に大きな数字を残したのが、コンサート事業だ。

HYBEの第3四半期の公演売上高は7,268億ウォン(約856億円)に達し、過去最高を記録した。会社全体の売上高の約48%を公演事業が占めた計算になる。

中心となったのは、BTSのワールドツアー『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’』。北米・欧州では1公演あたり最大7万人規模の観客を集めるなど、世界各地で大規模な公演を展開した。

さらに、ENHYPENの南米・北米ツアーをはじめ、LE SSERAFIM、&TEAM、BOYNEXTDOOR、TWS、ILLIT、KATSEYE、CORTISなども公演活動を行い、HYBE全体の成長を後押しした。

BTSのツアーが本格的に始まった第2四半期には、売上高1兆4,500億ウォン、営業利益1,709億ウォンを記録していたが、今回の第3四半期はその数字も上回った。

 

BTSのグッズが45日間で200万個売れた! コンサート以外の収益も拡大

興味深いのは、コンサートのチケット販売だけでなく、グッズ事業も大きく成長していることだ。

HYBEによると、BTSの北米ツアーでは、45日間にわたり12都市で展開したグッズ販売会場に約100万人が来場。販売されたグッズは合計約200万個に達したという。

HYBEは従来、ツアーの序盤にグッズの売上が集中する傾向があったと説明している。しかし今回は、ツアー期間を通じて継続的に商品を購入してもらうための取り組みを進め、販売機会の拡大につなげた。

また、公式ファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」の会場受取サービス「Weverse Pickup」など、ファンが商品を購入しやすい仕組みの整備も進めている。

こうした取り組みの結果、HYBEのグッズ・ライセンス事業の売上高は3,346億ウォン(約394億円)となり、こちらも四半期として過去最高を更新した。

公演売上とグッズ・ライセンス売上を合わせると、約1兆614億ウォン。HYBEの四半期売上高のおよそ7割に相当する規模だ。

 

ENHYPENはBillboard 200で1位! &TEAM、KATSEYEも世界で活躍

今回の好業績は、BTSだけによるものではない。

音盤・音源部門の売上高は2,828億ウォン(約333億円)を記録。ENHYPEN、&TEAM、KATSEYEなどの新作に加え、BTSの既存楽曲の再生やKATSEYEのストリーミング実績も収益に貢献した。

ENHYPENは8月に発売した8thミニアルバム『THE SIN : BLISS』で、米Billboardのメインアルバムチャート「Billboard 200」において初の1位を獲得。世界22都市を巡るワールドツアー『BLOOD SAGA』も展開している。

日本を拠点に活動する&TEAMも存在感を高めている。2026年にはベルーナドームで初の単独ドーム公演を実現し、韓国でも単独ドーム公演を開催。日本から世界へ活動の幅を広げている。

一方、アメリカを拠点とするガールズグループKATSEYEは、音楽チャートやライブ活動で成果を残している。

8月に発売した3rd EP『WILD』は「Billboard 200」で1位を獲得。さらに、ヨーロッパ・北米を巡るワールドツアーの31公演が完売するなど、世界的な人気を拡大している。

HYBEは韓国だけでなく、日本、アメリカ、ラテンアメリカなど各地域を拠点にアーティストを育成する「マルチホーム・マルチジャンル」戦略を推進してきた。

BTSやENHYPENのように韓国から世界へ進出するアーティストに加え、&TEAMやKATSEYEのように海外市場を拠点として活動するグループを展開している点も、HYBEの特徴となっている。

 

BTSは2027年上半期までツアー継続! 終了後のグループ・ソロ活動も準備

HYBEの成長を支えるBTSの活動は、2027年上半期まで続く予定だ。

11月3日の決算説明会では、HYBEのイ・ジェサンCEOが、現在のワールドツアーについて追加日程の発表を予定していることを明らかにした。

さらに、ツアー終了後の活動についてもBTSのメンバーと協議しており、グループとしての活動とソロプロジェクトの両方を準備していると説明した。

現時点では具体的な活動内容や日程は発表されていないものの、ワールドツアー終了後も多彩な展開が計画されていることになる。

HYBEの2026年1~9月の累計売上高は3兆6,740億ウォン(約4,326億円)に到達。年間売上高4兆ウォンも視野に入っている。

BTSの世界ツアーを中心に、所属アーティストの公演、音楽、グッズ販売を組み合わせた事業が、HYBEの過去最高業績につながった。

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